愛想に自信がなくても人間関係を円滑にして仕事を大成功させる方法

いわずもがな、世の中には色々な職種があります。中でも、接客業や営業といえば、愛想が良かったり人当たりが良かったりすることが大切な職種ですね。初めて出会った人に気持ちの良い思いをしてもらうためには、相当なスキルが必要です。

仕事ではなくても、普段からいつもニコニコしていたり、そこにいるだけで空気が温かくなる人、いますよね。愛想が良い人には友達も多いですし、周りから愛されます。

「人見知りで固くなっちゃうんだよな・・・」と悩んでいるあなた。実生活でも仕事でも、人間関係を成功させてハッピーな毎日をおくるためには、どんなことを心掛けるべきか、考えてみましょう。

まず、愛想良くすることに挑戦する、という方法があります。そのためには、近くにいる人をモデリングすると効果的です。モデリングとは、憧れの人を選んで、その人の言動やふるまいを真似ることです。愛想が良くて素敵だな、と感じる人がいれば、その人をよく観察して真似してみると、自然と自分のものになる、とされています。

ただ、これはすぐに効果が表れるかは人によりますし、実在の人物をよく観察するというのは、現実的にはなかなか難しいものがあります。その点、マンガや小説の中の登場人物を真似るというのはオススメです。何度も繰り返し読むことができますし、真似しても迷惑はかかりません。書店でもネット上でもたくさん並んでいる自己啓発の本を読むのも良いですね。

筆者がオススメしたいのは、これとは別の方法です。何かを真似て自分を変えるのではなく、あなたのもともと持つ最も良いところを伸ばすという方法です。

愛想の良い人は何が優れているのでしょうか。周りの人間を良い気持ちに変えることができるということです。言い方を変えれば、他者を動かすことができるということです。仕事を成功させるには、良い方向に他者を動かさなければなりません。たとえば、営業で言えば、お客さんに良い気持ちになってもらって商品を買ってもらうことですね。

仕事を成功させるには、あなたが得意な部分で人を動かせば良いわけです。あなたの良いところはどこか考えてみましょう。たとえば、ちっとも愛想が良くないけれど、「カッコイイ」と思われて慕われている人、いませんか。仕事が素早いとか、周りに流されずに自分をしっかり持っているとか、そういう人は強いです。

細かなことも考えてみましょう。マメな人、連絡をすぐに取れる人は好かれます。細かな作業が得意な人は、たとえば社員旅行のとりまとめなど、みんなが面倒くさがるようなことを引き受けることができるかもしれません。直接的に仕事には関係ないと思われるような裏方の仕事こそ一生懸命やることで、あなたの評価は上がります。その姿を必ず見てくれている人がいるからです。

愛想が良い人は、一歩間違えればお調子者で軽い人にもなりえます。人と丁寧に接する心がけがなければ、いくら愛想が良かったとしても人を動かすことはできません。ひとえに、周りの人に敬意を持って過ごすことが、人間関係を円滑に保つ方法です。そのことさえ心に留めておけば、愛想の良さは、個性の一部でしかありません。