同じ空気を吸うだけでもイヤな上司とうまく付き合うにはこうしよう

人間、本当にキライになると、同じ空気を吸うだけでもイヤになってしまいますよね。「あいつが吐いた息を吸いたくない!」なんて。

それほどまでにキライになってしまった人と、毎日同じ職場で仕事をしなければならないなんて、不幸ですよね・・・。とはいえ、嘆いてばかりもいられないし、明日からすぐに転職できるわけでもありません。憎いあの人と、うまく付き合うことができるなら付き合いたいものです。

それにしても、同じ空気を吸いたくないというほどキライというのは、かなりのものですよね!どうしてそこまでキライになってしまったのでしょうか。まず、そこを考えれば、うまく付き合う第一歩になるかもしれません。

①嫌われているから嫌い

誰だって、自分が一番大事なもの。だから、自分のことをキライな人には苦手意識を持つものです。「嫌われている」と思うことから、相手をとことんキライになってしまう場合が多いようです。

しかし、嫌われているというのは自意識過剰かもしれません。けっこう、人は他人のことを見ているようで見ていないものです。また、もしも本当に良く思われていなかったとしても、こちらが接し方を変えれば相手も変わります。

嫌われている相手を嫌っていたら、まるで子どものケンカのようになってしまいます。苦手意識のある人には丁重に接することで、良い関係を築く一歩になります。

②生理的に受け付けないから

人には好みというものがあります。よく、「好きなタイプは?」なんて話題で、合コンでも盛り上がりますよね。

好きなタイプはよく話題になりますが、キライなタイプというものももちろんあります。あなたの上司がキライなタイプに当てはまってしまえば、「生理的にムリ!」となることもあるでしょう。

匂いや表情、手や足のクセなど、一度「イヤだな」と思ってしまうとそればかり目についてどんどんキライになってしまうものです。

“生理的にムリ”な上司には、どう接すればいいのでしょうか。まず、生理的に苦手なのは変えようがありません。好みは変えられるものではないからです。だから、イヤなものはイヤ!と割り切りましょう。

その上でうまく付き合うには、どうしたらいいのでしょうか。筆者のオススメは、「キライ」を「面白い」に変えることです。

生理的に苦手ということは、一般的にクセがあるということです。笑い方がちょっとヘンとか、話す時の語尾が特徴的とか、あなたの苦手な上司にも、探せば探すだけ色々なクセがあることでしょう。

仕事終わり、同僚と飲みにいってストレス解消している人も多いことでしょう。仲良しの同僚とともに、キライな上司のクセを大げさに真似してみて笑い飛ばしてみましょう。大笑いすることは、かなりストレス解消になりますよ。

また、上司のクセをポイント化するというのもストレスを溜めない方法のひとつです。ポイント化とは、生理的に不快なことをするたびに「10ポイント」「50ポイント」など自分で勝手に点数を付けるのです。嫌な気持ちが強ければ強いほど高ポイント!ポイントが100溜まったら自分にご褒美も良いかもしれませんね。

このように、イヤなことは笑いに変えてゲーム感覚で楽しむ・・・という方法も試してみると、ほんの少し前向きになるのではないでしょうか。