また上司に怒られちゃってヘコむ。上手なストレス解消法3選

「誉められてのびるタイプ」と、「叩かれてのびるタイプ」があると言いますよね。でも、筆者は思います。人間、9割が誉められてのびるタイプだ!(9.9割かもしれない!)

やみくもに怒られたり叱られたりしてうれしい人はほとんどいません。もちろん、あまりに怒られないと、客観性が失われて調子に乗ってしまって・・・ということはあるでしょう。しかし、そういうタイプが「叩かれてのびる」かというと、相当叱り方がうまい人が現れないかぎり難しいことでしょう。

叱るより、誉める方がカンタンなものです。叱る方がエネルギーを使うからです。ですので、叱り方がうまい人よりも、誉め方がうまい人の方が多いものです。                                                   
前置きが長くなりましたが、つまり、人間は基本的に誉められる方が向いている生き物なので、怒られると深く落ち込んでしまうんですよね。

毎日毎日、上司に叱られていると、どんどん落ち込んでしまい、会社に行くだけで憂うつになってしまうものです。その日は怒られなかったとしても、一度怒られた上司を見るだけで、「怒られる!」と、身体が固くなってしまいます。

叱り方が上手な上司なら良いですが、ただ感情的に怒られた、と感じてしまうことが多いもの。上司が恐くてたまらない日々が続くと、うつになってしまう可能性も否定できません。

一刻も早く、上司に怒られたストレスを解消しましょう。怒られてヘコんでもすぐにすっきりする方法を3つご紹介します。

①とにかく忘れる

ストレスを溜めてしまう人は、怒られたことを粘り強く覚えています。イヤだった記憶を引きずるため、いつまでもストレスが抜けないのです。ですから、イヤだったことは忘れるのが一番ストレス解消になるのです。

しかし、そうは言っても、忘れられないものは忘れられない・・・と思うかもしれませんね。忘れっぽい・そうではないのは性格の問題なので、そうかんたんには変えられません。ですから、角度を変えてみましょう。

上司に叱られたことを覚えていて、その上司を見るたびにストレスが溜まるのは、上司側も、叱ったことを覚えている、と思うからです。しかし、人間は意外と覚えていないものです。怒られた側は意識していても、怒った側はいちいち覚えていないことがほとんどです。

意識しているのはあなただけ、と思えば、少しは心が軽くなるかもしれませんね。

②上司の悪口を言わない

ストレス解消としてよくある方法が、「○○のバカー!」なんて、上司の悪口を思い切り言うというものですね。定番ではありますが、筆者はあまりオススメしません。悪口を言うことは負のエネルギーを使うことなので、一見ストレス解消には見えても、ストレスの根本を絶つことにはならないからです。

悪口を言う人には、悪口が返ってきます。いくら不条理に怒られたとしても、悪口を言うのはぜひ止めましょう。イヤな思いをしたら、「怒り方が下手な残念な上司だ」と思いましょう。残念な人の悪口を言うと、その人と同じレベルに下がってしまいます。

③スキルアップのチャンスと考える

怒られたことをスキルアップのチャンスと考えるのは、スキルアップを目指す、志の高い人なら当然のことでしょう。ミスは指摘されなければ改善できません。怒られるということは、見込みがあるからこそといえます。

もし、力のない上司に感情的に怒鳴り散らされても、スキルアップのチャンスにできます。上司の様子を観察して、どこが良くないのか考えてみましょう。自分が上司になった時の反面教師にできます。