同僚から避けられてると感じる時に見直すべき自分のクセ

職場に行くのが気が重いあなた。今日も我慢して、どっこらしょと起き上がって、電車に揺られて。職場についても、仕事に関係する話以外ほとんどせずに、終業後も、楽しそうに飲みに行く同僚たちを横目に、一人で家に帰る・・・。

職場にいても、虚無感があり、なんとなく孤独を感じる方は意外と多いものです。とくに、同じ時期に入社した同期の輪に入れず、なんとなくのけ者にされているなあ、と感じる時は切ないですよね。同期は本来励まし合って高め合っていきたい関係。そこで「避けられている」と感じるのは悲しいです。

よほど直接的ないじめを受けていない限り、その“なんとなく”の疎外感は、あなたの考え方や態度で変えられる可能性があります。気がふさいでしまう毎日にサヨナラするために、あなたの考え方や態度のクセを見直してみましょう。

避けられていると感じてはいても、同僚に嫌われているかどうかはわかりませんよね。もしかすると、同僚はあなたのことをそこまで気にしていなくて、あなたが自意識過剰になっているだけかもしれません。

自意識過剰のクセのある人は、「自分は他人にどう見られているのだろう」「変な風に思われていないだろうか」と考えすぎてしまいます。小学生~高校生の思春期時代に、何をしても恥ずかしくてたまらない時期があるものですが、それが大人になっても残っている人はたくさんいます。人前に立つとあがってしまうのも、自意識過剰のためですね。

ふつう、人は、周りの人のことをそこまで気にしていません。自分で思うほど、あなたは周りから注目されてはいません。避けられていると感じることがあったら、“気のせいだ”と心の中で唱えてみましょう。本当に気のせいである可能性のほうが大きいものです。

さて、とはいえ、避けられているとまではいかずとも、「なんとなく話しかけづらいなあ」と周りから思われていることもあるかもしれません。確かに、話しかけづらいタイプの人っていますよね。あなたはそんなタイプではないでしょうか。

話しかけづらい人には、こんなタイプがあります。

①愛想が悪い
②放ってほしそうに見える
③しつこい

愛想が悪いのは、「恐そう」「怒ってるみたい」と思われて、攻撃的に見えてしまう原因になります。愛想が悪い人は、自分ではあまり気が付かないんですよね。筆者も、真顔が真剣に見えるタイプで、何も考えてなくてボーっとしていても、「なんか怒ってる?」と周りから聞かれることがあります。そういう顔の造りなので仕方ないんですけどね。

それに加え、集中力がある人や、自分の世界に深く入り込みがちな人は、「ちょっと今話しかけないで」と背中で語っている・・・なんてこともあります。本人はそう思っていなくても、オーラがそう語っている!なんていうと結構カッコイイかも。

対して、あまりカッコイイとはいえないのは、しつこいタイプです。ひとつ話しかけるとベラベラベラ・・・と話が長く続いてしまう人、あなたの周りにもいませんか?同じことを何度も何度も繰り返して話すので、しつこいなあ、長いなあ、と感じられてしまいます。

話が長く、同じことを繰り返して言う人は、不安を感じている面があります。一度言えば伝わると信じられず、ついつい繰り返してしまうのです。また、おせっかいな面がある人もいます。世話焼きで、面倒見の良い人も同様です。

あなたは以上のようなタイプに当てはまっていませんか?自分のことは自分ではなかなか気が付けないものですよね。古くからの友人や、家族などに、ざっくばらんに相談して客観的な視点をもらえると、よりよいですね。