自意識過剰とは

意外と勘違いして覚えている方が多いようです。「自意識過剰」とは有名な言葉ではありますが、あなたは本来の意味をご存知でしょうか。

「自意識過剰」というと、ナルシストや自分が大好きな人のことを指すと思っていませんか。それは「自意識過剰」と呼ばれる中のひとつの状態ではありますが、自意識過剰がすべてナルシストかというとそうではありません。

「自意識過剰」は、自分が周りにどう見られているか、どう感じられているかに敏感過ぎることを言います。

たとえば、わかりやすいのは、人前に立って何かをする時です。普段から人前に立つことに慣れている人は、そんなことはないかもしれませんが、たいていの人は、人前で何か喋ったりパフォーマンスをすることになれば、とっても緊張してしまいます。結婚式のスピーチで、用意した言葉をすべて忘れて真っ白になってしまった、なんて経験のある人もいるかもしれませんね。

かんたんな挨拶を言うことですら、特別な状況だとあがってしまうもの。それは、自分が多くの人に注目されているということがわかるからです。「変に思われないかな?」「カッコよく見られたい!」という思いが重なると、自意識過剰となり、顔が真っ赤になったり台詞を噛んだりしてしまうのです。

日常から、それほどとはいかずとも、人前に立つ緊張に近い状態になってしまう人は、常に自意識過剰の状態にあるといえます。周りからどう見られているのか、不安になって、いたたまれなくなってしまうのです。

よくあるのは、人が集まって内緒話をしていると、「自分の悪口を言っているのではないか」と思ってしまうことです。本当はどうでも良いような話をコソコソしているだけかもしれないのに、自意識過剰ゆえ、悪い方へと考えてしまうのです。

自意識過剰には、程度の差がずいぶんとあるものです。広く言えば、人はみんな自意識過剰といえます。自分が一番大切なのは当然のことです。どう見られているか、どのように思われているか、気にならない人はいないでしょう。だから、心理テストや占いの人気が途絶えることはないのですね。

ただ、自意識過剰が過ぎると、社会生活における問題が起こり始めます。自分を卑下して、マイナス思考に陥ってしまうのも、自意識過剰がゆえです。陰口を言われているような気がする。会社の人たち全員に嫌われているような気がする。自分が仕事ができないからだ。自分の容姿が醜いからだ。

このような妄想が重なると、社会生活を営むのに支障が出てきます。心療内科やカウンセリングに通う必要が出る人も出ます。このように、怖い面もありますが、自意識過剰は完全になくすことはできませんので、上手にコントロールすることが重要です。

自意識過剰によって、マイナス思考に陥らないようにするためには、他人のことをよく理解することです。他人は、自分で自分を思うほどには、あなたを意識することはありません。おおざっぱに言うと、人間は誰しも自意識過剰です。自分が一番大切で、他の人のことはどうでもいいのです。

みんな同じ!と思えば、他人の目がそこまで気になることもないかもしれませんね。

1.【医療事務資格ガイド】就職・転職に役立つ医療事務資格を教えます!
医療事務になるために役立つ情報がたくさん載っています。

2.資格試験・検定試験チャレンジ事典
資格取得のためのお役立ち情報がたくさん載っています。

3.資格の大百科辞書
このサイトを見れば資格のことがなんでも分かりそうです。

4.[転職で年収アップ!]介護・福祉関連の求人情報サイトの活用方法!(介護福祉士、ホームヘルパー、ケアマネージャー、派遣)
転職について詳しく載っているため役立ちそうです。

5.准看護師のお仕事に不安はありませんか?再就職や転職を応援するサイト!
このサイトにはリアルな感想が紹介されています。